農業界と経済界の連携による先端モデル農業確立実証事業 先端農業連携創造機構

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連携プロジェクト詳細

28年度採択

若あゆと古代ロマンの里うまい米作りコンソーシアム

稲作について、安価な公共衛星データ等を活用した肥培管理、病虫害の防除、収量予測を行い、効率的な生産管理による低コスト化、品質及び収量の向上を実現する。

農業界代表:佐藤 勇
経済界代表:有人宇宙システム㈱
プロジェクトにかける想い
本プロジェクトの実証を行っている山形県舟形町は現在人口が約5,600人であり、3年前は650人いた農業者が現在は480人程度にまで減少してしまっています。本技術を実用化することで、生涯農業を続けていけるようなきっかけや、若者が農業に親しめるような体制を構築できればと考えています。


技術

 空間スケールの異なる地球観測衛星画像データ、気象推定情報、圃場SPAD値(葉緑素量)、電子圃場図(字切図の電子版)の4つの地理空間情報を活用します。衛星画像データによる計測は、ドローンなどを利用した近距離での計測と比較し、光量の変化に対する補正が不要であり、画像処理が早いという利点があります。米の生育と強い関係性のある気象推定情報と圃場全体を面的に管理できる地球観測衛星画像データを自動処理した結果を、電子圃場図の圃場一筆ごとに情報を表示させることで以下の目的の達成を目指します。

①中山間地域におけるブランド米の生産コスト削減
 電子圃場図の導入による効率的な圃場一筆ごとの生育管理を可能とし、労働時間を削減します。また、科学的根拠に基づく施肥量の最適化、高温障害や冷害による減産の予防、病害虫の発生予測による減産の予防と防除剤の最適化を図ります。

②ブランド米の品質維持と収量の安定化
 電子地図上に施肥後のタンパクマップを表示し、圃場一筆ごとの品質の均一化を図り、収量予測を行います。実証においては、衛星画像から作成した衛星SPAD値と地上計測によるSPAD値の精度評価を行い、衛星SPAD値の実利用化を目指します。

③新鮮、高品質を維持した米を消費者に提供
 窒素等を利用した米の鮮度と品質を維持した流通手法の検討と確立を目指します。実証においては、米の性質・微生物、食味を精米直後から一定期間ごとに継続分析し、従来技術との比較により実利用化を目指します。

④生産者への利益還元と地方創生
 ①~③の目的を達成することでブランド米としてのベストクオリティを保ちながらコストの削減や減産の予防により利益率の向上が可能となると共に、本実証事業の成果を生かしたブランド米としてさらに付加価値を生み出すことを検討していきます。

[更新]

将来展望

 衛星画像データを基にした本実証技術は一個人の農業者を対象とするには規模的に大がかりすぎるため、自治体・地域単位の営農集団などを対象に普及できればと考えています。

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