農業界と経済界の連携による先端モデル農業確立実証事業 先端農業連携創造機構

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連携プロジェクト詳細

28年度採択

圃場マネジメント高度化プロジェクト

畑作物(小麦、玉葱)において、ドローンによるセンシング技術、農業機械の自動操舵システム等の活用による可変肥培管理を行い、品質・収量の向上を目指す。

農業界代表:㈲ホクユウファーム
経済界代表:㈱システムサプライ

コンソーシアム形成の経緯

 北海道北見市の㈱システムサプライはシステム開発やネットワーク構築運営などを行う情報エンジニアリング企業ですが、農業が盛んな地域に根差した事業として、農業分野における様々なシステム開発を行ってきました。その中で、以前より小麦の栽培に対する可変施肥の実験は行っていましたが、北海道の輪作体系の作物を対象として、センシング技術を用いた低コストで取り組める可変肥培管理の自動化の確立を検討するようになりました。そこで、北見市で先進的な農業の取り組みを行っているホクユウファームとコンソーシアムを組み、当事業へ応募することとなりました。

プロジェクトにかける想い
 農業生産における経験値をデータ化し、さらにコストを抑えることができるドローンを活用したセンシングにより、少ない投資で農業者の所得を大きく向上させることができる技術を実証により確立したいと考えています。


技術

 今回の実証で取り組む可変肥培管理の自動化は、次の6つのステップを通じて実現します。
 ①ドローンによるセンシング及び生育状況の把握
  ドローンで圃場を空撮し、生育状況把握に適した空撮時期等の条件を調査検証します。
 ②ドローンによるセンシングデータのマップ化
  ドローンで撮影した画像を基に、可変施肥システムに利用可能な画像へ変換処理を行います。
 ③マップデータを活用する可変施肥対応作業機の改良
  一般に市販されているマニュアルスプレッダー(堆肥散布機)とスプレーヤー(液剤散布機)のコントローラー機能・方式等を解析し、PC制御を可能にするための制御通信ボックスの作成を行います。
 ④マップデータに基づく可変施肥・可変液肥散布
  マニュアルスプレッダ―とスプレーヤーの可変施肥システムをマップデータに基づく可変施肥が可能となるようにシステムを改良します。
 ⑤マップデータ解析に基づく収量予測およびバラツキ解析
  ドローンによる空撮画像での作物の生育バラツキと実態との整合性を検証し、バラツキ発生原因の調査を行います。
 ⑥車速連動及びマップデータに基づく可変堆肥散布
  空撮画像を基に可変施肥マップを作成する機能を追加し、作成されたマップに基づきマニュアルスプレッダ―で可変施肥を行う機能を開発し、可変堆肥散布試験を行います。
 これらのステップを通じ、実証圃場の輪作体系作物である秋小麦、春小麦、玉葱の生産量増加と施肥の最適化による経費削減効果を目標とします。

[更新]

将来展望

 平成28年度は、ドローンによるセンシングデータの収集および可変施肥のためのマップの作成が完了するとともに、そのマップデータを基に可変施肥を行うことができる施肥機の改良・コントローラーの開発が完了しました。実証圃場ではこれらを用いた可変施肥(堆肥)までを実施しています。次年度はマップデータ解析に基づく収量予測及びバラツキ解析を継続して実施し、実証効果の検証を行っていきます。

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