農業界と経済界の連携による先端モデル農業確立実証事業 先端農業連携創造機構

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連携プロジェクト詳細

27年度採択

寒冷地地域資源活用型木質ボイラー普及コンソーシアム

新開発のボイラー(木質バイオマス温風発生器)に間伐材等の地域資源を燃料源とした、低コストの施設園芸モデルの確立

農業界代表:(有)余湖農園
経済界代表:帝人エンジニアリング(株)

コンソーシアム形成の経緯

農業界において冬期間のハウス栽培では、一般的に石油ボイラーが使用されており、使用する燃油価格の高騰によるコストの増大が大きな課題となっています。
経済界ではこの燃油費の負担を回避するため、木質バイオマス燃料を活用する加温設備の開発が盛んに行われています。木質バイオマス燃料と言えば“チップ・ペレット”を使用することが一般的ですが、帝人エンジニアリング(株)が新たに開発している新燃焼方式では、間伐材等の原木をそのまま使用できるため、化石燃料を利用したボイラーより低コスト化で運用できることが期待されています。
そのような中、北海道恵庭市の協力を得て農業界の代表である余湖農園と帝人エンジニアリング㈱の引き合わせが行われ、本実証事業を通じて農業界への普及を図る事を目指し、コンソーシアムが発足されることとなりました。

プロジェクトにかける想い
 北海道には豊富な木材資源があり、これを農業用ハウス暖房に利用する事は、地域循環型のエネルギー供給の観点からも大きなメリットがあります。北海道の冬期の厳しい環境で、実証により成果が確認できれば、全国に広く適用でき、より低コスト・省エネルギーで、環境配慮型の農業推進に寄与できると期待しています。


技術

実証を行っている木質ボイラーは、空気を木材の上方から供給する事で燃焼速度をコントロールすることができます。つまり木材全体を線香のように低い温度で上から徐々に燃やすことができ、木材が一度に全て燃え尽きず、一回の木材供給で長時間の持続運転が可能となります。
実証に際しては、運転状況の把握の為に遠隔モニタリング技術を導入し、自動記録による運転データの蓄積を行っています。

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将来展望

北海道の厳冬期において、木質バイオマス温風発生器の省エネルギー・低コストが実証できれば、北海道においても将来の通年栽培等の展望が開けます。
また、農家の方の使い勝手を向上させるべく、”スマホモニターシステム”を新たに準備いたしました。このことにより、冬期間にハウスを離れていても、ハウス内温度の状況が確認できることで作業の軽減化が期待できます。
今後の農業に向け”ハード”+”ソフト”の両面で貢献できることが期待されます。

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